秋田 にかほ市・黄金の海に浮かぶ九十九島
山形との県境にそびえる鳥海山をバックに広がる黄金の田んぼに
点々と浮かぶ緑の島、国の天然記念物、九十九島の風景です。
これは、田んぼの中に小高い丘があるという単純なものではなく、
入り江状の潟に大小の島々が浮かんでいた海に、
１８０４年マグニチュード７．１（推定）の象潟大地震が発生。
地盤が２．４ｍも隆起して、潟は一夜にして陸地になってしまった・・・
これが九十九島の風景ができた背景です。
しかし、実際に黄金の海に島々が浮かんでいる風景を撮るのは大変です。
国道沿いに展望台を持つ道の駅があるのですが、ファミレスや建物など
邪魔するものが多く、雄大な風景を収めるには無理があります。
（最後のほうの春の風景は展望台から撮影した写真）
選びに選んだ島のひとつによじ登って広角レンズでようやく撮る事ができました。
