秋田 仙北市・田沢湖のたつこ像と漢槎宮&桜
田沢湖といえば、思い浮かぶのは『たつこ姫伝説』でしょう。
そして、湖畔に立つ金色のたつこ像はこの湖の象徴として有名で、
観光名所になっています。
その美しさを若さを永遠に保ちたいという辰子が大蔵観音に
百日百夜の願いをかけた直後のお告げ通り、泉の水を飲み続けると
辰子は龍の姿となり、この湖の主となって湖底深く沈んでいったという物語。
そして田沢湖の水深は日本一の423・4メートル。
この物語に相応しい青い湖面はその深さからきていたんですね。
たつこ像のすぐ隣りには漢槎宮(別名・浮木神社)という小さな社があり、
桜の咲く季節はとてもきれいで、社の向こうにはたつこ像も見えます。
市のホームページを見ると、流れついた浮木(大木が湖面から2メートルぐらい顔を出し、
斜めに水底に深く消えている流木)を祭ったものなんだそうです。