秋田 仙北市・御座石のもうひとつのたつこ像
観光名所となり、多くのマイカーやー観光バスがとまる金色のたつこ像。
ところが、ここから車で５分ほどのところにもうひとつのたつこ像がある。
こちらはほとんどの観光客が通り過ぎていくところなのですが、
むしろ本家本元（？）はこちらの御座石のほうではないかと思います。
ここはその昔、藩主がこの湖に訪れた際に腰を下ろして休んだといわれ、
湖畔ではここだけ平坦な岩場がある場所です。
そして、美しさと若さを保ちたいと願って辰子が飲んだ泉の水は、
御座石にある潟頭の霊泉だといわれています。
その近くには天然記念物の大杉がある御座石神社があり、
この境内にもうひとつのたつこ像がひっそりと立っています。
また、たつこが姿を映したといわれる『鏡石』、
渡ると願いがかなうといわれている願橋、
立ち止まって拝礼すると長いがかなうという願い岩などがあり、
観光名所の像を建てるのならこちらのほうがよかったのに、と思いました。
写真は、御座石と桜（２〜１１）、天然記念物の大杉（１２〜１５）、
御座石神社（１６〜１８）、その境内に立つたつこ像（１９）、
願橋と願い岩（２０〜２４）、鏡岩（２５〜２７）、
鏡岩から見た田沢湖（２８〜２９）、潟頭の霊泉（３０〜３５）。
