青森 弘前市・城の隣りの
静かな藤田記念庭園
ゴールデンウイークに桜の満開が重なった
青森県の弘前城はすごい人の数と渋滞、行列の嵐。
その中を掻き分けて、写真を一通り撮った後、
城のすぐ隣りにとても静かできれいな庭園を発見。
人も少ないし、桜の時期はとてもお勧めの場所だなと思ったのがこの藤田記念庭園。
庭園部分は入場料が必要なのですが、この静けさが維持されているのかと思うと
決して無駄な料金ではないな、そう思える庭園です。
この庭園は、弘前出身の実業家、藤田謙一氏が
別邸を構える際、東京から庭師を招いてつくらせた庭園です。
弘前市が市政施行百周年記念事業として整備したもので、
その規模は東北地方では平泉毛越寺庭園に次ぐ大規模な庭園です。
高さ13mの崖地をはさんで、高台部と低地部に分かれていて、
高台部は岩木山を眺望する式庭園で、洋館、和館、考古館が建っていて、
建物の中を見学する事もできます。
そして、こちらには桜の花もけっこう豪勢に咲いていました。
低地部は池泉廻遊式庭園で、かなり広々とした庭園。
池の脇に一本立っているしだれ桜が魅力的。
城ももちろんいいのですが、桜の時期に歩きつかれて一休みする場所としては
かなりお勧めのポイントだと思います。