北海道 標茶町・タンチョウが舞い降りる駅、
茅沼駅
釧路の駅で「釧網本線の茅沼駅なら、運がよければ見られるかも」と聞き、
野生のタンチョウが見られるかと思い、ダメモトで行ってみました。
が、春になり、雪もだいぶ溶けていて、列車で駅に着いたときには何もいませんでした。
車窓で近くの湖に小さく見えたのでかなり歩き回ってみましたがやっぱり空振り、
やっぱりタンチョウがいる保護公園に行かないとムリか、
そう思って諦めて茅沼駅に戻ってみると・・・いるではありませんか!
しかも、列車の近くまで寄るし、私のすぐ目の前間までやってくるし。
コンデジでもドアップ、ド迫力で撮れました。
茅沼駅が有人駅だったころに、駅員が餌付けしていたのがはじまりで、
無人駅となった今でも周辺住民の協力で続けられているそうです。
そのおかげなのでしょうけど、まさか野生の国の天然記念物と気動車のコラボ、
はみ出さんばかりの大きさで写真が撮れるとは驚きました。
自分から近寄ると飛んで行ってしまうので
じっとカメラ構えていましたが、むこうからきてくれたし。
それにしても・・・・美しい!
こんなにきれいな鳥だとは思いませんでした。
野生のパンダみたいに、くすんでみえるのかなと思っていましたが、
野生でもこんなに鮮やかな白、黒、そして赤。
なるほど、湿原のシンボルになるわけだ、と納得しました。