北海道 旭川市・冬の旭山動物園
日本最北、そしていまや日本一の人気動物園といっても過言ではないでしょう。
旭川市街地からバスで片道400円、けっして便利な立地ではないが、
真冬の平日にもかかわらず、開園前には長蛇の列ができます。
少し前まで、閉園の危機にあった動物園とは思えないこの光景は、
中に入ってみると『なるほど・・・』と思えると思います。
ほかの動物園にもいるのかもしれないけど、その動きはここでしか見れない。
動物の動きだから、来るたびに違った光景が見られる。
冬の旭山動物園最大の呼び物はなんといってもペンギンの散歩(41〜63)でしょう。
そのほかにも『もぐもぐタイム』と呼ばれる餌の時間が設定され、
その餌を目当てに動物たちが本来の動きを目の前で見せてくれます。
ほっきょくぐま(64〜95)やアザラシ(96〜119)も
もぐもぐタイムの時に撮影しましたが、この時間帯はたくさんの観客が押し掛けます。
ペンギンのお散歩とともに、いい場所は早めに確保しないと写真は撮れませんよ。
大金を投じて新しいアミューズメント施設を建てるのではなく、
動物たちが繰り出す二度と見せない動きを新しいアミューズメントにしてしまう。
本当にこの動物園の職員の人たちが考え出したアイデアには感服いたします。