茨城 北茨城市・復興目指す大津港
私が最初に大津港を自転車ので訪れたとき、港には活気がありました。
釣り人も多かったし、たくさんの船が停泊していました。
次に同じく自転車で訪れたのは2011年のゴールデンウイーク、
3月11日に発生した東日本大震災から間もない時でした。
それが下の方に展示した写真です。
港入口の関南新橋周辺は田んぼが津波にのまれ、海から上がった砂が堆積。
港は船がひっくり返った状態で打ち上げられ、桟橋はびびだらけ。
集落の家々にも津波で甚大な被害が発生していました。
4年後の2015年のゴールデンウイークに改めて大津港を訪れたとき、
ひび割れだらけだった船着場は綺麗に整備され、
港を見下ろす津波避難タワーや地元物産店「大津港センター」
北茨城市漁業歴史資料館『よう・そろー』といった観光施設も整備されていました。
港町では、主婦の方々が集まって花壇を作ったり花を植えている風景も見られました。
大津港はすぐ近くに五浦岬や六角堂、茨城県天心記念五浦美術館といった観光名所があり、
関東とは思えないほど海も綺麗なところです。
津波で砂が上がっていた田んぼも綺麗に復活し、キジが優雅に散歩していました。
2015年撮影
2011年撮影