岩手 陸前高田市・奇跡の一本松
２０１１年３月１１日に発生した東日本大震災。
美しい高田松原が街の象徴だった陸前高田市はその姿を一変させてしまいました。
街を守るように海岸に沿って広がっていた高田松原は、
３５０年の間に７万本にまでなりましたが、
たった一本を残して海に飲み込まれてしまい、街も壊滅的な被害を受けました。
たった１本だけ残った松は『奇跡の一本松』と呼ばれるようになり、
高田の人たちがなんとか守りたいと奮闘してきましたが、海水の影響は大きく、
枯れてしまうことになってしまいましたが、モニュメントとして復活。
奇跡の一本松をはじめ、復興が進められている街を見渡せる展望台も設置され、
陸前海岸を訪れる人は必ず訪れる場所になりました。
このあと、陸前高田の街がどう復興されるのかわかりませんが、
『奇跡の一本松』はずっとこの場所に立ち続けて、それを見守っていくのでしょうね。
近くに廃墟の形で残されている旧・陸前高田ユースホステルには
自転車の旅で泊まったこともありましたが、残念ながらこちらの復活は難しいでしょう。
