鹿児島 南九州市・知覧の特攻観音と
戦闘機『隼』
現在、広域合併により南九州市となっていますが、
その中心部、旧・知覧町は美しい武家屋敷群＆庭園とともに、
第二次世界大戦末期に設置された特別攻撃隊、
特攻隊の基地として知られています。
その街外れの丘の上に、護国神社（１７〜２１)や特攻平和観音（２２〜３７）、
そして実物の零戦や疾風といった機体や写真、遺書などの遺品、
特攻隊員の遺影１０００柱以上が展示されている特攻平和会館（４３〜４４）、
広大な敷地には映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』撮影に使用された
陸軍一式戦闘機『隼』（４〜９）やＴ−３練習機（１０〜１１）、
特攻隊員の像（１２〜１６）、母の像（３８〜４２）がある。
今回は時間がなくて資料が展示されている平和記念会館には入れなかったが
写真を撮ってここに展示するようなものでもない、そう思って
公園内と特攻平和観音のみ写真を撮りました。
レプリカとはいえ、戦闘機である隼が爆装（爆弾を積むこと）されている姿は、
最初から死ぬために飛ぶことを無言のうちに語ることになり、
本物に乗って散った若者の気持ちがちょびっとだけ伝わってきたような気がしました。
