宮城 仙台市・瑞龍寺と
伊達家三代の霊所
仙台・青葉城がある高台から街のほうへ降りていった所に
2代藩主だった伊達忠宗が、藩祖である伊達政宗の菩提寺として
香華院の院号で創建された瑞鳳寺があり(1〜12)、
その奥には伊達家3代藩主の霊屋が建てられています。
まず藩祖・伊達政宗の眠る瑞鳳殿が独立した形で現れ(17〜48)、
2代藩主忠宗が眠る感仙殿、3代藩主綱宗が眠る善応殿が
少し離れたところに並ぶように建てられています(49〜88)。
この霊屋は戦災で焼失しましたが、後に仙台市民の善意で再建されています。
いまでは杜の都に欠かせない観光地となっており、
伊達政宗の人気の高さもあって、若い人たちもたくさん訪れる場所になっています。