長崎 島原市・武家屋敷と
時鐘楼
島原藩の鉄砲を主に扱う武士の住居が並んでいたため、
鉄砲町とも呼ばれている島原の武家屋敷です。
武家屋敷は全国に残っていますが、ここは通りの真ん中に
豊富な湧き水が通る水路が通り、生活用水になっていました。
武家屋敷としての建物はそれほど多くは残っていませんが、
歩いていると水が流れる音がかすかに聞こえるこの武家屋敷は
究極の癒しの空間といってもいいのではないでしょうか。
その武家屋敷のすぐ近く、学校の目の前にあるのが
島原藩主の命で民に時を知らせる目的で立てられた時鐘楼(90〜97)。
戦時中、軍に供出されましたが、復元され、今に至っています。