長崎 島原市・壮大な石垣の上に
建つ島原城
1618年から7年余の歳月を費やして築城された島原城。
当初4万石という小規模だった島原藩にもかかわらず、
外郭は周囲約4kmの長方形で塀をめぐらし、
城門が7か所、平櫓が33か所、
内郭は堀にかこまれた本丸・二の丸を設け、
その北に藩主の居館である三の丸が続く壮大な城となりました。
島原の乱でも、この堅牢さで落城せずに持ちこたえたほど。
廃藩置県で廃城になった後、戦後に天守などが復興されています。
天守越しに雲仙の山々、城から見下ろせば島原の街と有明海が望め、
街のシンボルであるとともに、最高の展望台となっています。