奈良 奈良市・平安遷都1300年!
蘇った朱雀門
近鉄線・大和西大寺駅から徒歩10分。
広大な平地の中で、ひとつの都がよみがえろうとしています。
平城遷都1300年祭の大きな柱である「平城宮跡事業」が進められている
平城宮跡に創られた都の玄関、朱雀門(1〜29)です。
すぐ前には奈良に向かう近鉄奈良線の線路が通り、
その線路をはさんで広大な敷地を整備して、平城宮跡の復元が進められています。
歴史文化遺産「平城宮跡」(特別史跡・世界遺産・国営歴史公園)を舞台に、
一大イベントがこの後開かれようとしているのですが・・・・
今現在、朱雀門の向こう側には広大な建設工事中の湿地が広がり
その向こうに建設中の第一次大極殿(34〜45)だけが見えます。
第一次大極殿の周りはまだ整備中で立ち入りもできませんでした。
その周りは遺構群が広がり(30〜33)、
宮内省南殿(46〜50)などがようやく姿を現してきました。
2010年はじめに撮影したときはこのような状況でした。
最終的に、ここにどんな都が姿を現すのか、楽しみではありますね。