岡山 岡山市・備中国一ノ宮
桃太郎ゆかりの吉備津神社
岡山市郊外、JR吉備津駅から徒歩10分。
備後国一ノ宮であり、備後国が3つに別れたあとの
備中国一ノ宮となっていたのがこの吉備津神社です。
御神体になっている吉備の中山(標高175メートル)の麓に鎮座。
おなじ麓で徒歩30分くらいのところに備前国一ノ宮である
吉備津彦神社があって、その間を国境が通っていました。
本殿・拝殿は国宝となっており、比翼入母屋造の本殿の手前に
切妻造・平入りの拝殿がくっついてひとつになっている変わった構造。
足利義満が応永12年(1405年)に再建したものだが、
これ以外にも回廊は戦国時代、重要文化財の北随身門は室町時代の建築で
建物だけをみても吉備の国随一、お国の宝的存在だろう。
また桃太郎ゆかりの大社でもあり、お供をしたキジ、猿、犬を祀った社もある。
面白かったのは境内に住み着いているネコたち。
自由気ままのしぐさが訪問者の人気となっていた。