島根 出雲町・夕暮れのおろちループ橋
広島県東広島市と島根県松江市宍道までを自転車で走った
中国地方横断の旅の中で、最大の難所となった県境のおろちループ橋。
広島県側から県境を越えてきたので、ここは下る形になりましたが、
さすがに難所だけあって、峠にたどり着いたのは日も沈んだ時間。
周囲はあっという間に暗くなり、あわてて出雲横田の町へと下りました。
距離にして6キロ、標高差167メートルの急峻な峠を
11の橋と3つのトンネルで走りぬけ、
その道が弧を描くようにループ線を繰り返すことからこの名前がつきました。
ループ式道路としては国内最大の規模を誇る道路ですが、
平行して通るJR木次線は国内でも少なくなったスイッチバックで
峠を越える鉄道として有名で、観光用のトロッコ列車もはしっています。